元町公園で会いましょう

民俗芸術は過去を知る窓であり、未来への扉です。ミュージシャン、ダンサー、大道芸人、ビジュアルアーティスト。世界中から大勢のアーティストが元町公園に集まります。芸術祭で様々な文化を楽しく体験してください。

芸術祭イベント概要

アトラスステージ・エリア(A)

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元町公園会場を象徴するステージです。日本を代表するフェスティバルとして、初回の芸術祭(2008)はこのステージから出発しました。背後にかがやく素晴らしい眺め、すなわち函館ベイエリアの歴史をその目でご覧ください。この芸術祭最大のステージには、アトラスステージという名前がついています。アトラスはギリシャ神話に登場する神であり、その名前は「支える者」という古代語に由来するといわれています。

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アトラスエリアは芸術祭のメインエリアです。アトラスステージのほか、もぐフェスのうち比較的大きなプレハブの店舗が並んでいます。もぐフェスの常連となっている店舗も多く、味や見た目から楽しむことができます。このエリアには「ワールズ・ミート・バー」があり、アルコールやソフトドリンクを買うことができます。ワールズ・ミート・バーは市民スポンサーパスの提示で割引が受けられます。

ブンダステージ・エリア(B)

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ブンダステージは第003回芸術祭(2010)に登場しました。アトラスステージとは対照的に、客席のスペースはとても開放的であり、思わず踊りたくなるような雰囲気が特徴です。ファンと出演者が互いに刺激しあうような空気を醸し出しています。また、ステージ前で行われる大道芸も、アトラスステージとの違いといえます。ブンダはアラビア語で、「最高の幸運」を表す3つの星のうちの1つから来ています。

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ブンダエリアは芸術祭で2番目にできたエリアです。ブンダステージのほか、多くのもぐフェスのテントが並んでいます。アトラスと並んで人の往来が多いので、お祭りの雰囲気を十分に味わうことができます。

チャラステージ・エリア(C)

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チャラステージは第007回芸術祭(2014)に新しく登場しました。参加する多くのアーティストの要望を受けて、小規模かつアットホームなステージを目指しています。例えば、大人数のグループから一部のアーティストが演奏したり、芸術祭で知り合ったアーティスト同士が急遽ここで演奏するといった使い方を想定しています。大道芸も行います。チャラはギリシャ語で「喜び」を表すりょうけん座の星・カーラから来ています。

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「函館市写真歴史館」の周辺に位置するこのエリアは、比較的落ち着いた雰囲気で過ごしていただけるよう工夫されたエリアです。チャラステージのほか、もぐフェスのテントが並んでいます。第006回(2013)からはプロジェクションマッピングなど、光の演出も施されています。芸術祭を隅々まで楽しむためには欠かせないエリアです。

デネブステージ・エリア(D)

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函館湾と函館山の全景を一望するために、アトラスステージ前にある客席階段を上へ上へとのぼってから見下ろす場所。この場所で、どのような芸術祭らしい演出をできるか考えました。ここは第004回芸術祭(2011)で4番目のエリアとして生まれました。会場装飾やベンチ、樽のテーブルなどを配置し、より魅力的なエリアとして成長しています。デネブはアラビア語で「尾」を意味します。「夏の大三角」を成す3つの星のうちの1つで、人々が航海の道標として使っていたといわれています。

ユードラステージ(E)

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『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』(仏語改定第3版)で2つ星の評価を受けたユニークな歴史的建造物、旧函館区公会堂の前で行われる特別ステージです。第005回芸術祭(2012)で生まれました。ステージといっても物理的なステージは存在しません。公会堂の前の小さな平場で、観客のすぐ目の前でパフォーマンスが行われます。照明は通常より暗めですが、公会堂のライトアップは幻想的で、私たちに神秘的な経験をもたらすでしょう。ユードラはギリシャ語の「気前のよさ、寛大さ」から来ています。
入場にあたり、パスやチケットは不要です。芸術祭の雰囲気を体験するためにも、どうぞお気軽にご来場ください。

フレアエリア(F)

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フレアエリアは第007回芸術祭(2014)から新設されたエリアで、ペリー広場にあります。子どもと子どもの心をもった大人たちが思いっきり身体を動かせるイベント「わくわくフェスティバル」を行います。フレアは星の名前ではなく現象を指す言葉で、短時間に強い光を放ちます。あなた自身がこのエリアで強く光り輝いて、エネルギーを発散してください。