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〈第015回〉はこだて国際民俗芸術祭(2022)について

第015回芸術祭(2022)につきまして、次のとおり開催を予定しております。

〈第015回〉はこだて国際民俗芸術祭

概要

後日発表

  • 出演アーティスト(グループ数、ジャンルなど)
  • 会場レイアウト(ステージ・エリア数など)
  • 入場パス(種類、価格など)
  • 関連イベント・わくわくフェスティバル(日程など)

開催条件

開催準備期間ないし当日において、次の条件を満たせないと主催者が判断した場合、一部または全部を中止します。

  1. 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、その他の行政措置等により、イベントの開催や国内における人の移動、許認可等について制限がないこと
  2. 会場における感染予防対策等にかかる負担(費用、時間、人員等)が、当初の計画を超えないこと
  3. 社会経済活動の悪化により、来場者をはじめアーティストやボランティアスタッフ、関係者に過度な負担がかからないこと

制作上の課題

  • 社会状況に応じて、適正な規模で開催すること
  • 組織(コア・スタッフミーティングやアーティスト・来場者との関係を含む)を立て直すこと
  • 情報技術を活用したコミュニケーション(ICT)による省力化を図ること

事務局からごあいさつ

まずは、芸術祭ファンの皆さま。このたびのお知らせに至るまで、大変お待たせいたしました。また、スタッフをはじめ関係者の皆さまには、多くのご苦労をおかけしました。

このお知らせを嬉しく思うと同時に、身の引き締まる思いです。

最も強調したいことは、会場が元町公園であることです。あれからずっと、「元町公園で、『世界』に出会う」というキャッチコピーを、幾度も噛みしめてきました。その「元町公園で」という部分を、今回堂々と掲げます。

同時に、もぐもぐフェスティバルを開催するため、準備を進めます。

しかし、多くの物事がそうであるように、すべてが以前と同じではありません。

会期を3日間に短縮したのは、組織の運営、かかる費用、舞台演出、感染予防対策、来場者の安全など様々な事情を考慮してのことです。野外とはいえ、大規模イベントがこの状況下で許されるのかどうか。悩んだ末の結論です。

出演アーティストも重要な課題です。感染症、侵略、原油高といった世界的な困難があります。それゆえグローバリゼーション(ヒトやモノの国際的な流動性)が低くなりました。

前回の「芸術祭ショー」(2021)では、海外アーティストとともにバーチャル芸術祭を行い、オンラインイベントの可能性を開拓しました。しかし、「元町公園で」人生を変えるような興奮を得ることが、芸術祭の意義であることに変わりはありません。

こうした悩みや葛藤を抱えながら、準備を進めることになります。しかも、開催の実現には3つの条件がついているため、これからニュースや周囲の状況をにらみながら、最後までもやもやとした心境を強いられることになるでしょう。

それでも、やると決めました。やるからには、「さすが芸術祭」と言われたい。

率直なところ、以前の資料を振り返り、会議のレジメに目を通すたび、感覚がよみがえり、わくわくします。やはりフェスティバルには、人生に必要なすべてが詰まっていますね。

2019年の最終日、アトラスステージの約束。今年こそ果たしたい。そう願っています。

出演アーティストや会場レイアウト、入場パスの種類や価格といった詳細につきましては、追々発表いたします。

今年の開催に向けて、変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。そして、芸術祭へ大きな愛情を注いでくださいますよう、切にお願い申し上げます。

「来年もまた、芸術祭やらせてもらっていいですか〜?」「イエ〜イ」