マルコ・カンポスは、世界中でコンサートを開催する多才なキャリアを持つブラジル人ギタリスト兼作曲家として知られています。リオデジャネイロの活気ある文化の中で生まれ育ち、13歳でギターを始めたカンポスは、18歳から作曲を学ぶためにリオデジャネイロ音楽大学に入学しました。1976年にプロのキャリアをスタートさせ、ペルーやアメリカ合衆国をツアーし、ブラジルの豊かな音楽の多様性を披露してきました。
キャリアを通じて、カンポスはジャンルを超えて活動し、コンサートだけでなく、映画、演劇、バレエのための音楽も作曲してきました。その多彩な音楽アプローチをもって世界中をまわり、ヨーロッパ、アフリカ、そして今、アジアでのデビューとなる2024年はこだて国際民俗芸術祭(WMDF)での公演を迎えます。
ブラジルのビエナール・インターナショナル・ダ・ムジカ、英国のバス・フリンジ・フェスティバル、モーリタニアのフェスティバル・カルチャー・メティスなど、数々の重要なフェスティバルへの参加は、ブラジル音楽のグローバル・アンバサダーとしての確固たる証です。WMDFでのカンポスの演奏は、彼のソロギターのインストゥルメンタルをフィーチャーし、ブラジル音楽のリズム、メロディ、ハーモニーの多様性を象徴します。共演を好むカンポスは、日本や他のWMDFアーティストとの新しいパートナーシップを目指しており、ブラジルの音と世界の音楽が融合する伝統をさらに広げていくことを期待しています。